誰しも人や物や環境などから色んな影響を受けていると思います。流行りの物が欲しくなったり、偉人の名言が身に沁みたり。
何か人に影響を与えて変化をもたらす価値のあるもには必ず「信頼と実績」があります。
ではその信頼と実績とはなんなのか今日は考えていきます。
目次
信頼とは
信頼とは相手を信じること、信じられること。また自分を信じてもらうこと。責任と対になっているものですね。
「責任と対」というのは、例えば上司から仕事を頼まれた時、その仕事を最後までやりきることがあなたの責任になり、やり遂げることで上司から信頼を得られるのです。
遅刻癖の激しい人に朝早くから行う仕事は任せにくいということですね。
責任を負うことで信頼を得られる。ということは常に妥協せず誠実でいる必要があります。
後輩からわからない内容の質問を受けたとしましょう。
そこで妙なプライドを働かせて取り繕うような返答をしたとして、その後輩はまた自分に質問をしてくるでしょうか。
それよりも、はっきりとわからないと伝え、その変わりに一緒に調べるとか次の日までに答えを用意しておく。
といった行動の方がより誠実で責任ある行動だと思います。
信頼はドミノのようなもので、ちょっとした不注意や行動で崩れ去ります。一度崩れると再構築するのにとても時間と労力がかかります。
ですから信頼というのは、「責任ある行動と適切な答えを導き出せる力」と言えるでしょう。
実績とは
バスケット初心者のあなたが2人のコーチからの指導を選べるとして、Aさんは県大会まで。Bさんは日本代表経験者。
みなさんならどっちから指導を受けたいと考えますか?間違いなくBさんだと思います。
それは、県大会までのノウハウと日本代表まで通じたノウハウとの実績の差を自然と選択するからです。
つまり実績があるというのは、目に見えてわかりやすいことでより早くより多くの人たちに物事を伝えやすくなります。
しかし、僕は実績というのは「あるに越したことのない付加価値」だと思っています。
実際、実績が無くとも素晴らしいコーチはたくさんいるし、名の知られていないメーカーでも素晴らしい商品はたくさんありますからね。
大事なのは信頼できるかどうか
信頼に実績が加われば鬼に金棒でしょう。しかし、実績があっても信頼できない人や物には誰も寄り付きはしないと思います。
人であればどんなに仕事やスポーツが出来ても、仲間を大事にしなかったり、だらしがなかったり。物なら一流でもすぐ壊れちゃうとか。
そんなところには誰も行きつきはしないのです。
職場や部活とか何でもそうですが、何かを伝える立場や管理するような立場になられる方、また今現在そうゆう環境にいる方。
そしてその対象が未来ある子供たちならなおさらですが、上下関係を明確にしてしまうよりも対等な立場で接していくことのほうが大事だと僕は思います。
影響力は受け手の状態にもよる
これは余談というか個人的に思うことですが、あなたに何か影響力が働いたときというのは、
少なからずその物事にあなたが関心があるからだと思います。
僕にミシンや生け花なんかの話をされても全くピンとこないですから。
欲しい情報のことを考えていると、自然とそうゆう環境に身を置いたり、情報に長けた人と会うことが増えたりするものです。
影響力がある人の特徴のまとめ
影響力のある人や魅力を感じる人にはその人にしかない経験や自分が持っていない価値などを持っている可能性が高いです。
日々の積み重ねや鍛錬したことが見る者にいい印象を与えるんだと思います。