足首の捻挫とその原因。

バスケしかりスポーツでよく起こる足関節外側靭帯損傷(捻挫)の病態、原因について少し整理しましょう。

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発生機序

捻挫の多くは足関節の底屈と内反を強制されておきます。

誰かの足の上に乗ってしまったり、くじいた時の状態ですね。つま先を下げて内側に捻る動き。

捻挫のほとんどが内側に捻る理由は以下の通りです。

・内側の三角靭帯が強く、外側の前距腓靭帯・踵腓靭帯の強度が劣る

・外果(外くるぶし)よりも内果(内くるぶし)の方が高い位置にあるため骨性の制限が少ないこと

・距骨滑車前方に比べ後方が狭いことから足関節底屈位で足関節の遊びが大きくなること

・腓骨筋が底屈位では作用しにくいこと  etc・・・

 好発の損傷部位

ほぼ内反損傷なため、主に外側の前距腓靭帯や踵腓靭帯の損傷が多く、前距腓靭帯が最も多いとされています。

引用:日本整形外科学会

軽い症状であれば適切な処置を施すことで良好な経過を望めますが、治りかけでまた捻ってしまうなど反復した損傷は関節の不安定性に繋がります。

そうなってくると今度は骨や軟骨や軟部組織といった所まで損傷し二次的な合併症も生んでしまうのです。

また内側に捻ったのに足関節の内側が痛くなることがあります。これは内くるぶしの周辺組織が過度な圧迫を受けて損傷するためです。

損傷の程度

Ⅰ度(軽度):微細損傷  →痛いけど運動継続できる

Ⅱ度(中等度):部分断裂 →痛みと腫れが強くて継続できない

Ⅲ度(重度):完全断裂  →手術になることもある

僕自身Ⅱ~Ⅲ度くらいの捻挫を1度経験しましたが、ちょっと呼吸を忘れるくらい痛かったですね。

捻挫はクセになるってよく言いますが、怖いのは反復して損傷していると徐々に関節に骨棘を作ってしまうことがあるということです。

(骨棘とは軟骨などが変性して鋭く突起のようになってしまうこと)

そうなってくると、足首を背屈(つま先を上にあげる動き)したときに骨棘が接触して痛みを出します。

踏み込み動作やしゃがむ動作では背屈が必要ですから、おのずと低い姿勢が取れなくなりパフォーマンスの低下を招きます。

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ケアをしっかりやろう

受傷して間もない時は安静が大事です。

その後は筋トレをしっかり行い補強することが大事です。

また必要に応じてアンクルサポーターやテーピングでの固定も検討したほうがいいでしょう。

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