井上武彦先生の漫画リアルをオススメしたい理由。

井上武彦さんといえばスラムダンクが有名ですが、

同じくらい名作だと思っているのが

「リアル」です。

3人の青年を中心に「障がい」という難しいテーマと

「車いすバスケ」というスポーツを題材に描かれています。

 

正直、読む前は車いすバスケの漫画かな?って思っていました。

ですが、実際そんなことありませんでした。

僕が単行本をを購入したときはまだ2巻までしか出ていないにもかかわらず、

この2冊を何回繰り返し読んだかわからないくらい、

惹き込まれたのを覚えています。

そして、

こんなにも先が待ち遠しく感じた漫画は初めてでした。

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3人の主人公

野宮朋美

引用 リアルより

  1. 非常にコワモテだがバスケだけはこよなく愛する18歳。
  2. 高校バスケ部ではきっちり基礎練習までこなし日々努力を重ねていたが、それを快く思わないチームメイトもおり対立。
  3. 街でナンパした女の子(山下夏美)をバイクに乗せて走行中に事故を起こし夏美が下半身不随に。
  4. 事故をきっかけに退学。加害者として夏美への罪悪感、苦悩の日々を送る。
  5. 戸川清春と出会い自分を変えようと決心するが夏美からあしらわれてしまったり、素行の悪さから仕事もクビ。やっと続いた引っ越し業者も倒産。
  6. 何もかもうまくいかず。

戸川清春

引用 リアルより

  1. 父子家庭。父のピアニストの夢を背負わされ好きでもないピアノ生活を送る。その後陸上と出会い父親に反発し中学陸上部へ。
  2. 全国選手へと成長するが徐々に症状の出ていた骨肉種が全国決勝で悪化。右膝関節から下を切断。車いす生活に。
  3. 医者の見落としがあったのでは、回避する方法があったのでは。と苦悩し2年間引きこもりとなる。
  4. 陸上部時代を知るヤマ(山内仁史)、同じ下腿切断をしているが障害は理由にならないと殻を破る虎(勝田虎)との出会いで奮起。
  5. 虎に無理やり車いすバスケへ引きずり込まれバスケと出会う。心機一転するためカリスマ彫氏の虎にタトゥーを入れてもらうが、ひたむきな反面我が強すぎてチームメイトとの衝突が絶えず。
  6. イケメン

高橋久信

引用 リアルより

  1. 自尊心がとても強い。人をランク付けし人を見下す癖がある。(自分はAランク)
  2. 運動、学業、容姿が整っており何でもこなせるため周囲から一目置かれている。その反面熱くなれない。(サボり癖で野宮と部活で対立)
  3. 盗んだ自転車に乗った際にトラックと衝突。脊髄損傷を負う。腰から下が不随に。
  4. 人目を気にし、障がいを受け入れられず自暴自棄に。自傷行為に走ることも。
  5. 少年期はバスケに取り組み父親との1on1が何よりも思い出だったが、親の離婚、下校途中に父親に素通りされたこと、母子家庭となったことが格付けする原因に。
  6. イケメン

この3人を中心に物語は進んでいきます。

何より近そうで遠いというか

この3人が同時に交わることがまだないんです。

共通の人物を介して、

点と点で話が繋がっている感じ。

3人の関係性としてはそこが面白い。

この漫画のすごいところ

バスケットの描写は確かに多いのですが、

スラムダンクの様に1試合ガッツリ。

みたいにはまず描かれません。

それよりも、

ケガや病気を負った者、負わせてしまった者、

それを取り巻く人間たち、家族、環境の変化、

人間としての在り方や泥臭さ、

みたいなものが惜しげもなく描かれています。

この漫画のすごくキャッチーなところは

この人間臭さが読む側にみんな当てはまるんだと思うんです。

 

例えばこれ

引用 リアルより

野宮がケガをさせてしまった夏美の入院する病院にお見舞いに行くのですが、

少しずつ前進している夏美を前に

医者から「会って楽になりたいだけじゃないのかね?」

と核心を突かれます。

 

そしてこちらも

引用 リアルより

久信のケガを聞きつけた父親が現れ、陶芸家となり田舎暮らしをしている父親の昔と変わり果てた姿に久信は「底辺」と格付けします。

それでも父親は力になりたいと自宅で久信と外泊をするのですが、

気持ちの切り替えが出来ない久信に

「自分の思いを聞いてあげること。聞こえないふりをしていると本当に何も聞こえなくなる。」

と助言します。久信は少年期の父親とバスケ漬けの楽しかった日々を回想し、

何もできなくなった自分を涙を流しながら訴えます。

 

このリアルという漫画は、

どこか自分自身を物語の中に投影してしまうというか、

自分に置き換えてのめり込んでしまうような要素がたくさんあります。

笑いあり、涙あり、感動あり、バスケありで、

シンプルに面白い

その一言です。

この漫画のすごいところ2

僕はリハビリの仕事をしていますので

漫画の中の所々で専門的な言葉が出ても

スムーズに解釈はできます。

だからこそすごいのが

井上武彦先生はかなり勉強されて

執筆されているんだということです。

他にもプロレスのことであったり

車いすバスケでさえそこまでポピュラーなスポーツだとは

言えないの現状だというなかで

これだけストーリー性と人間模様を描くのですから

天才なんだなって感じますよね。

この漫画のすごいところ3

それは何と言っても

年に1冊しか出ないことですね。

今まだ14巻ですから。

早く再開しないかなって

思ってる人かなりいると思います。

井上先生

よろしくお願いします。

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まとめ

何か新しい漫画を探しているなら

まず読んで見てください。オススメ。

バスケしらなくても全然読めます。

人として大事な何かを教えてくれるすごく良い漫画です。

この記事を読んで読みたくなってくれた方がいたら

すごくうれしいです。

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