どんな部活でもいいですが、練習していて「なんでこの練習してるんだ?」とか「どんな効果のある練習なんだ?」って感じたことがある人も多いと思います。
僕も学生時代は多く感じてきました。あまりその練習の説明をされず黙々とこなすんですね。
その割に試合では全然使わない練習してたりするんですよ。
これって非常にナンセンスだと僕は思うんです。特に学生なんてプレーヤーでいられる期間が短いのに。
なので今日は「練習」について少し整理していきます。
目次
練習の目的が定まっているか
気をつけなくてはいけないのは目的の不明瞭な練習を山ほどやってしまうことなんです。
例えば対面パス。バスケの練習では誰もがやるであろう超ポピュラーな練習ですよね。
でも試合中にお互い面と向かってパスをするシーンってあるでしょうか。ほぼ無いと思います。動きの中で片手でキャッチすることもあるだろうし、空間に合わせてにいくこともあるでしょう。
キャッチングや距離感、コントロール向上などの効果を期待しますが試合となると別物かもしれない。
つまり、実戦を想定した練習をしないと結果的に意味合いが薄い練習に時間を割いてしまうことになりかねないのです。
パス1つにしても間にディフェンスを置く、あえて片手でキャッチするとか工夫するだけで効果は格段に上がります。
ドリブルやシュート練習にも同じことが言えます。ただやみくもにやるだけの練習は避けるべきです。
練習のための練習にしない
これが一番ムダです。
その練習が出来るようになるために練習してしまうんですから。
こんなムダなことはありません。
先ほども言いましたが目的は試合であって練習ではないんです。試合に落とし込めたものが初めて練習と呼べるんです。
疑問に感じた練習は必ず見直しましょう。
練習量=上達ではない
練習量は大事ですが方向を間違えるとなんの生産性の無いものになりかねません。
人間は準備したことはとても上手にこなせます。ですがそれ以上のものは突然やろうにも出来ない人がほぼでしょう。
毎日何時間もその場でドリブル練習したら、その場でのドリブルは上手になるかもしれませんが、走りながらドリブル出来なかったらなんの意味もないのです。
常に相手を意識して練習する
一番は敵がいることなんです。これを攻略するための練習ですから、常に相手を想定しながら取り組まなければいけません。
適当な位置からのらりくらりシュート打っててもダメ、息切れ無い状態でフリースローを打っててもダメ。
試合で無いシーンの練習は意味が薄いです。
まとめ
目的の薄い練習は試合では活きません。そのためには普段から練習のための練習はやらないようにしましょう。
常に必ず相手やシチュエーションを想定して練習することが大事です。