最近は共働きで家計を支えている家庭も多いですよね。
我が家も共働きですが、僕の収入のみで家計を回すのはとてもじゃないけど不可能です。
そこに子供が増えればなおさらのこと。
そんななか、最近妻の友人が旦那さんと家事・育児を分担していると聞きました。
その内容はこんな感じです。
夫 | 妻 |
仕事 | 育児 |
炊事 | 洗濯 |
掃除 |
奥さんは育休中だそうで、この振り分けで負担感を50:50として生活しているようでした。
平等にするため50:50にしたくなる気持ちわかります。
ですが、単純に分けてしまうと落とし穴もあります。
目次
何を基準に平等とするのか
まだまだ世の中の風潮として夫=仕事、妻=家庭のような図式が根強い気がします。
それは女性にしか出来ない「出産」があるからではないでしょうか。
そうなると、おのずと家事や育児は妻の役割になり、夫は家族を養うため外へと出ていきます。
自然とぼやけた役割分担が成立してきてしまうんですね。
そして必ずお互い疲労が蓄積してくると、自分の負担感を肯定したくなります。
よく目にする揉めごとの典型例で、
妻「週末とか休みの日くらい家のこととか子供の相手してよ!」
夫「仕事で疲れてんだから休みの日くらいゆっくりさせてくれ。」
これはお互い言い分はわかるし、お互い良くない発言です。歩み寄りがない。
役割分担をしっかり作るということは、きっちりこなさないと100点にはならない上に、お互いを監視して評価するようなことになりかねません。
「あれまだやってないよね?」とか「なんだよ、やってねーじゃん」とか。
言う方も言われる方も気持ちよくないですよね。建設的じゃない。
そう考えると平等に分担するというのは限りなく難しいし、正直分担するメリットってほとんどない気がします。
人間ですから体調やその日の気分でやりたくないときもありますからね。
思いやりが家庭を回す
じゃあどうしたらいいか。やるべきことは至ってシンプルだと思います。
家庭がうまく回りお互いウィンウィンになる方法が下になります。
これを念頭において、あとは臨機応変にやってもらえれば大体上手くいくはずなんです。
・出来る方が出来るときにやればいい。そして絶対恩着せがましくしない。
・常にお互い感謝を忘れずに伝える。感謝はマンネリしない。
・疲れている時こそ相手を考える。そしてお互い相手の気持ちを察する。
1、出来る方が出来るときにやればいい。そして絶対恩着せがましくしない。
まず基本です。
食器を洗うでも洗濯でもゴミ捨てでも何でも気づいた方がやればいんです。
大事なのは恩着せがましくしないこと。
そしてやってもらった側は言われる前に自分で気づいて感謝すること。ギブ&テイクです。
2、常にお互い感謝を忘れずに伝える。感謝はマンネリしない。
伝えるべきは「ごめんね」よりも「ありがとう」です。感謝されて嫌な人はいません。
そして感謝は何度言われてもマンネリしません。
損得で考えないことが一番ですが、どうしても負担が偏れば不公平感が出たり不満が出たりするのは自然なことです。
しかしそこで一言「いつもありがとう」と言えるか言えないかがその先につながりますよね。
3、疲れている時こそ相手を考える。そしてお互い相手の気持ちを察する。
誰しも元気なときは余裕があります。疲れているときこそ相手を思いやることが大事です。
そして相手の思いやりを受けたら、今度は自分がお返しできるように心がけましょう。
この3つはキレイごとでも何でもなく大事なポイントです。揉めた時はどれか欠けてますよきっと。
まとめ
大事なのは思いやりとここまでお話しましたが、役割分担を基準にすることは悪いことではないと思います。
だけど決定事項にはしないほうがいいんじゃないかと。
決まりごとにしちゃうとどうしても減点方式になっちゃいますから。出来なかったときのことばっかりに目が行きやすい。
素敵なパートナーと家族のためにみんなが思いやりを持てるといいですよね。